人生の必要な場面で割り切る方法4つ

人生には「割り切りが必要」というシーンが必ずある。

仕事や恋愛、人間関係において「割り切った方がいい」ということがあるのだ。

だが、そう簡単に薪を割るように割り切れるものではない。人には感情があるためだ。わたしたちには、いつまでも満たされない心、というものがあり、これに反応すると割り切れなくなるのだ。

本記事では、「割り切る方法」について書いてみたい。


割り切るとは

割り切るの意味は

まずは、「割り切る」の意味から確認しよう。

一定の基準で物事の結論をきっぱりと出す。個人的な心情をまじえずに、原則に基づいて考える。 「これが仕事と-・って考える」
出典:大辞林 第三版

個人的な心情をまじえずに、というところがポイントだ。

投資には「損切り」というものがある。買値を何%か下回ったら、強制的に売って損を確定するという手段だ。心情的には抵抗があるが、損切りをしないと損が拡大するケースが普通にあるのだ。

この損切りは、<割り切って行動する>という例になる。

損切りをしないと、(資金がないので)買い時に買えなくなる…ということもあるよ。つまり、将来のチャンスを摘み取ることになるんだ。

割り切らないのは簡単…

割り切らないというのは、自然だし実はとても簡単なことだ。

そのときの自分の感情に、素直にしたがっていればいいのだから…。

割り切ることはとてもむずかしい。感情に逆らって結論を出す必要があるためだ。投資の初心者が感情に逆らい損切りをすることはむずかしい。損を確定したくない…という気持ちが強いためだ。

感情に逆らって行動するというのは、とてもむずかしいことなのだ。

基準を重視する厳格さが必要になるよ。

割り切るメリットは

当然、メリットがあるから、人生では割り切ることが必要になる。

心情的な引っ掛かりがあるから、なかなか割り切れない…ということになりがちだ。

先の損切りでは、損を確定するのが嫌だ!という感情がある。恋愛でも、未来がないのにずるずるとつき合ってしまう…ということがある。これも損を確定したくないという気持ちがあるためだ。

だが、損はサンクコストとして早めに切り、仕切り直しをした方がいい場合が多い。

※時間が無限にあればいいが、有限なのだ。

割り切れないもやもやした状態で限られた時間を過ごすのは、もったいないことだよ。

割り切る方法は

現実を受け入れる

人生では現実を受け入れられない…ということもあるが、それは受け入れる。

受験や就職に失敗した、大事な選択を間違えた…という場合、現実を受け入れられなくなる。

こんなはずではないのに…と思うが、そこは割り切って受け入れるしかない。落ち込みは一時的にして、その後は淡々と受け入れる。そして、「ここからどうするのが最善か…」と考えればいい。

勝負や競争の世界に生きる人が、よく「切り替えが大事だ」と口にするが、そういうことだ。

現実と折り合いをつけて、顔を上げ前を向いて進むことが大事なんだ。

認知の歪みを正す

自分の感情に囚われたときは、自分の感情を疑ってみることが大事だ。

そんなときは、「その感情が正しい!」と思ってしまうが、必ずしもそうとは限らない。

損を確定することがすごく嫌だと思っても、中長期でみれば間違っているかもしれない。第二希望以下の学校や会社に入ってしまって残念と思っても、自分の成長に最も適した場所かもしれない。

何が正しいのかということは、そのときはわからない。何が幸いするかわからないのだ。

何が正しいのかは、ずっと先の時の審判を受けるまでわからないんだ。

トレードオフを認める

あちらを立てればこちらが立たず、は認めないと仕方がない。

たとえば、仕事にのめり込めばプライベートがおろそかになるし、その逆もあるだろう。

以前の職場で、「職場は仕事をする場なので、プライベートな交流は一切しない」とする人がいた。そうすると、「人間味のない人だ」、「協調性のない人だな」という評価を受けることになる。

割り切りにも「こちらが立たず」があるので、その点はコストとして認める必要がある。

利益がコストを上回るときは、割り切った方がいいよ。ただし、利益については長期的な利益を考えるべきだよ。

他人と一線をひく

人間関係で割り切る場合は、「他人とは一線を引く」とすればいい。

近所や職場で自分に対し、自分の期待と反するリアクションをする人がいるとしよう。

こちらからあいさつをしても反応が悪い。目を合わせない、無視する感じがあるとしよう。

そんなときは、「あなた的にはそうすることが合理的なのでしょう」とする。相手に悪い印象を与えてまでそうする理由があるのでしょう…として一線をひけば、腹立たしく思うこともなくなる。

あなたの行動の結果はあなたが受け取るのだから、わたしの問題ではない…とすればいい。

自分は自分で他人は他人だから、自分と他人を混同しない、ということだよ。

まとめ

本記事では、割り切る方法について書いてみた。

仕事や恋愛、人間関係において「割り切った方がいい」ということはある。

※もっといえば、人生においては割り切りが必要なのだ。

その方法だが、1)現実を受け入れる(顔を上げ前を向いて進む)、2)認知の歪みを正す(自分の感情を疑う)、3)トレードオフを認める、4)自分と他人の間に一線をひく、の4つになる。

まずは、現実を受け入れ折り合いをつける。そこが出発点だ。

そのときに役に立つのが、「自分の感情を疑う」ということだ。自分が抱く感情が正しいかどうかなんてことはわからない。後から振り返ると「実は間違っていました…」なんてこともあるのだ。

※正しかったとしても、「そこまで思い詰める必要は全くなかった」と思うこともある。

割り切る方法は以上だが、何のためにそうするのか…という思考も重要だ。

今回の記事:「人生の必要な場面で割り切る方法」