迷惑な人にどう対処すればいいのか

迷惑な人に悩まされることがある。

迷惑な人は一定の割合でいるので、その割合でそうなることは必然だ。

そんな人からは距離をとればいい。物理的に距離をとれば、被害を最小にすることができる。だが、人間関係が続く場合は、そうできないこともあるし、不十分にしかできないこともある。

そういう場合は、どう対応すればいいのだろうか。ただ我慢するだけ…では、不健康だ。

本記事では、「迷惑な人にどう対処すればいいのか」について書いてみたい。


迷惑な人とは

迷惑な人がいる

迷惑な人に出会うことがある。

先日、信号のある横断歩道で、車が歩道を塞ぐということがあった。

前に車が詰まっていたので横断歩道の上で待っていると、車道の信号が赤になってしまった…ということだ。その車は大型車だったので、歩道のほとんどを塞ぐという状態だった。結果、歩行者は迷惑を被った。

わたしは、横断歩道からはみ出しその車のうしろを通ったので、運転手の顔を見ることができなかったが、「それがどうした」、「何か問題でも?」と平然としていたり、スマホを見ていたら憤りを感じたかもしれない(笑)。

逆に、申し訳なさそうな雰囲気を出していたら、「そんなこともあるよ」となっただろう。

不可抗力でも、自分が迷惑をかけた人には気遣いが必要だよ。

職場の迷惑な人とは

職場にも迷惑だな…と感じる人がいる。

たとえば、人に対し嫌な思いをさせる人のことだ。

人の話を否定する、上から目線で批判する、ネガティブなことを言う、無視をする、あいさつをしない、いつも機嫌が悪い、悪感情を露わにする、ものや他人にあたる、においが強い、こちらの面子を潰す人も迷惑だと感じるだろう。

以前、何でも興味を持ちやりたがる、という人がいた。

その姿勢は素晴らしいが、そのために他人の領域を侵すということをしてしまった。

自分が実質的な担当であるというような顔をして、上司にプレゼンをしたのだ。当然、本当の担当者は面子を潰された…と感じ、その人に対し厳しく「二度としないように」ということを伝えた。

上司へのアピールもいいのだが、ルールを逸脱した形で行うと迷惑な人になる。

迷惑への対処法は

迷惑度を考える

まずは、迷惑の度合いを考えたい。

自分的に許容できるのか否か…ということを考えてみる。

5段階ぐらいで考えてみるといい。これは自分もやったことがあるし、3ぐらいかな…とか、酷いので5かな…と考えて、カテゴリーに当てはめる。そして、許容できるとなれば、自分は器が大きい…と独り言つといい(笑)。

迷惑を逆手にとって、自分のセルフイメージを高めればいいのだ。

迷惑の度合いを考えて、感情モードから理性モードに切り替えよう。

自分の迷惑を考える

自分の他人に対する迷惑を考える機会にしよう。

他人の言動を迷惑だな…と感じたら、自分も同じことしていないか…と考える。

たとえば、自分の意見を否定する人に対して嫌な感情を持つが、他人の意見は否定しがちだ…という人がいる。また、他人にネガティブなことを言われると嫌な気持ちになるが、自分はそうしがちだ…という人もいる。

いずれにしても、自分の言動を客観的に評価できていない、ということになる。そんなことがないように、自分が「迷惑だ…」と感じたら、「では、自分の言動はどうなのか…」と考える機会にしたい。

これも、迷惑を逆手にとる上手な対応の仕方になる。

評価を受ける時である

自分が評価を受けるタイミングである、と考えたい。

実は、迷惑を被ったときは、自分が他人に評価される機会なのだ。

以前、他人の人物評価をするために、わざと小さな迷惑をかけてみる、または、意図的ではないが、自分が迷惑をかけてしまったときに、相手の反応をよく観察する、という人がいた。

わざと迷惑をかける…なんてことは、ほめられた行動ではなくしない方がいいが、迷惑をかけたときに相手の人間性がわかる、ということはそのとおりだ。不愉快な表情を見せるのか、寛容さを見せるのか…ということだ。

相手やまわりにいい印象を持ってほしいのであれば、後者の対応をする必要がある。

人は他者により自分の利益が毀損されるシーンでは、感情的になりやすく(普段は隠している?)本性を見せやすいんだ。

相手の課題とする

相手の課題として、切り捨ててもいい。

自分が迷惑を被ると、自分が被害を受けるので切り捨てにくい。

自分の利害が絡むためだ。自分が損を強いられた…と思うと、腹立たしくなる。

だが、それは「相手の課題だ」、「相手の問題だ」として切り捨てることができる場合もある。たとえば、人の話を否定する、ネガティブなことを言う、ということであれば、自分で自分の利益を毀損していることにもなる。

だから、愚かな行動であり「相手の課題・問題である」として、切り捨てればいい。

誰かに話を否定されたり、ネガティブなことを言われると、嫌な気分になるけれど、相手はそうすることで自分の利益をも毀損しているんだ。「自分は嫌なやつである」と喧伝しているに等しいからだ。自分で自分のネガティブキャンペーンをしているようなものなんだよ。

単純に嫌う

自己啓発的には、自分から人を嫌うことはNGだ。

だが、迷惑度が高すぎる…という場合は、嫌ってもいいのかもしれない。

人格的に並以上の人でも、迷惑度の高い迷惑な人を嫌うことがある。例外的なケースだが、まわりにわかる形でそのような態度をとることがある。そうすることで、精神のバランスがとれるのであれば、そうすればいい。

嫌うことのメリットは、ほかにもある。

それは、相手に「あなたは不適切な言動をしている」というメッセージを送ることができる、ということだ。面と向かって言う、ということはハードルが高いし、そうする義理はない。だから、嫌うことでその代替をする。

ただし、迷惑度の極めて高い例外的なケースに限定した方がいい。

まとめ

本記事では、「迷惑な人にどう対処すればいいのか」について書いてみた。

迷惑な人は一定の割合でおり、必ず迷惑を被るのだから、対応するための術を心得ておきたい。

今回の記事で書いたのは、1)迷惑度を考える、2)自分の迷惑を考える、3)自分が評価を受ける時である…と考える、4)相手の課題として切り捨てる、5)単純に嫌う、の5つだ。

自分が迷惑を被ったら、まずは迷惑の度合いを考える。

腹は立つが、まぁ許容できるかな…と思えば、「許容できる自分は器が大きい」と考え、セルフイメージを高めればいい。「相手にも事情があるのだろう…」と思えば、許容しやすくなる。

自分が評価を受ける時である…と考え、気持ちを引き締めてもいい。

コミュニケーションが上手な人は、ある程度態度を上手に加工する。相手やまわりから自分を見た時に、どう見えるか…という視点があるのだろう。加工のしすぎ、まわりの目を気にしすぎ…にはデメリットがあるが、適度であれば自分の評価や評判に、ポジティブな影響を及ぼすことになる。

自分の態度や言動が他人にどう響くのか…と考えることには、大きな意味がある。

今回の記事:「迷惑な人にどう対処すればいいのか」