何か話しても、よく聞き返される…という人がいると思う。
せっかく自分から話しても、よく聞き返されるということであれば、自分から話す気力が萎える。 相手からは、あの人と話してもよく聞き取れないので、話したくないと思われるかもしれない。
※こういう状況を放置すれば、長期的に考えると大きなマイナスになるだろう。
本記事では、よく聞き返される…を改善する方法について書いてみたい。
聞き返される
よく聞き返される
何か話すと、よく聞き返される…という人がいる。
その原因は、声が小さい、声に力がない、滑舌が悪い・発音が不明瞭…などだ。
相手に聞こえており話の内容を理解していても、相手が聞き返す…というケースがある。この場合は、返しを考えるための時間を稼ぐ、という意味合いが強い。これは誰にでもあるケースになる。
※早口すぎる、相手の聞く体制が整っていない内に話してしまう…という原因もある。
聞き返されると、若干イラッとしたり話す気力が萎えることがあるよね。
改善する方法は
自分の声を聞いてみる
わたしたちは、自分の声を知っているつもりだが(実は)知らない。
自分の声というのは、他人が聞く自分の声のことだ。この声は自分ではわからない。
だから、自分の声に問題はない、他人にちゃんと聞こえるはずだ、と思っても、その認識が間違っている可能性がある。自分で自分の声を聞く場合のみ、骨が振動して伝わる声が加わるためだ。
自分の声を録音して(余分な音を除き)第三者的に聞けば、自分の声の欠点が明らかになる。
まずは、自分の声が相手にどう聞こえているのか…を知ることが大事だよ。
聞く体制を作ってもらう
相手が聞く体制であれば、相手に伝わりやすくなる。
相手に聞く体制を作ってもらうためには、「あのさ~」、「あのね」、「ねえねえ」などの相手の注意をひく言葉を先に発すればいい。英語でいえば、「You know what~」という表現になる。
会社などでは、「ちょっとお時間いいですか」みたいな表現になるだろう。
相手の目を見て話す
相手が聞く体制になったら、体全体を相手に向け相手の目を見て話す。
聞き手になる場合、相手が目を合わせずに横を向いて話すとこちらの集中力が落ちる。
それほど大事な話ではないのかな…と感じるし、本当に自分に対して話しているのか?という疑義も生じるためだ(笑)。真剣に聞かなくてもいいのでは…という気持ちにもなったりする。
だから、話すときは、(常に相手の目を見る必要はないが)ポイントで相手の目を見る。
腹式呼吸で話す
声が小さい、声に力がないのは、腹式呼吸で声を出していないためだ。
お腹から声を出すのではなく、上胸からお手軽に声を出そうとするためそうなる。
腹式呼吸で声を出すためには、腹式呼吸時のお腹の感覚を掴む必要がある。これは、「す・す・す…」と発音するか、英語で「S・S・S…」と発音することで、掴むことができるだろう。
このときのお腹の感覚を作り発声する。
同時に、姿勢をよくして重心を低くする、お腹の底から息のかたまりを出す、というイメージをする。そうすれば、腹式呼吸で話すことができるようになる。これには当然練習が必要になる。
腹式呼吸で話せるようになれば、もともと声が弱い人でも声に力が宿るようになる。
腹式呼吸で話せば、聞き返されることが少なくなるよ。
話しはじめを意識する
よく聞き返される…という人は、話しはじめに問題がある。
話しはじめの音が、もやっとしていると、相手は「えっ?」となる。
えっ?と思ったままでは、その後の話が入ってこないので、聞き返すということになる。
だから、話しはじめを特に意識する。上で述べた腹式呼吸の形を作り発声する、という手順を踏めばいい。また、相手の理解を助けるために、ゆっくり目に話し出す、ということも大事になる。
話し出しがスムーズにいくと、良い流れができそのあともスムーズに進行する。
はじめが大事、最初が肝心、は、話すときにも当てはまるよ。
母音の練習をする
滑舌が悪い・発音が不明瞭…の対策として、母音の練習をすればいい。
母音と子音では、母音を使う割合が圧倒的に多い。ゆえに母音の練習に注力すればいい。
母音を腹式呼吸で上手く発音しようと思えば、小さい「っ」をつけて、「あっ、いっ、うっ、えっ、おっ」と発音すればいい。そうすれば、お腹が腹式呼吸時の動きになることがわかるだろう。
普通の会話などでは、このイメージを保ったまま、あいうえおの母音を発音すればいい。
あいうえおを正確に
母音の「あいうえお」を、今より正確に発音したい。
そのために、それぞれの発音を作る口や舌の動き、あごの動かし方を理解したい。
たとえば、「あ」の場合は、舌は自然なままで口を縦に開く。指3本を縦にして入るぐらいの口の開け方になる。「い」は、口角を左右に引きのばす。笑ったときの口の形と、ほぼ同じになる。
※「あ」は特別だが、「い」と「え」、「う」と「お」は親戚という感じになる。
まとめ
本記事では、よく聞き返される…を改善する方法について書いてみた。
1)自分の声を聞く、2)聞く体制を作ってもらう、3)相手の目を見て話す、4)腹式呼吸で話す、5)話しはじめを意識する、6)母音の練習をする(あいうえおを正確にする)の6つだ。
まずは、自分の声を録音して聞いてみよう。
聞き取りやすいだろうか。聞き取りにくいとすれば、何が原因だろうか。
母音の発音が正確になり、腹式呼吸で話せるようになれば、声が小さい、声に力がない、滑舌が悪い・発音が不明瞭である…という、相手に聞き返される原因をまるごと取り除くことができる。
そのためには、ある程度の練習が必要だ。毎日、練習したらいいと思う。
あとは、声をかけて相手に聞く体制を作ってもらう、ポイントで相手の目を見て話す、ゆっくり話す、話はじめを意識する、ということだ。これらについては、意識と経験、行動が必要になる。
意識が変われば、行動が変わり経験も積めるので、まずは意識を持つことからだ。
今回の記事:「よく聞き返される…を改善する方法」