会話を広げる方法がある…効果的に質問したい

会話を広げたい、というニーズがあると思う。

コミュニケーションが苦手だ…という人は、会話を広げることが苦手だ。

相手の質問に対しては、一言二言で素っ気なく答える。自分からはあまり相手に話しかけようとはしない。これでは、会話自体が成立しない。そんな人でも、会話を続けたいな、広げたいな、盛り上げたいな…と思うことはある。今回は、「会話を広げる方法」について書いてみたい。


会話が広がらない

まず、会話が広がらないケースを考えてみよう。

このケースの主な原因のひとつは、相手とあまり話をしたくない、という感情だ。

相手のことが好きではない、よく知らない人が相手だと警戒心が強くなる、よく知らない人とはコミュニケーションをとりたくない、コミュニケーションが苦手なので、話すことでボロを出したくない。さらには、相手に関心がない、相手が出す話題に興味がない…ということもある。

相手に気圧され緊張して話せない、ということもあるね。

会話を広げる方法は

相手と話したいとする

自分の感情を「相手と話したい」としなければ、会話は広がらない。

こちらが「あまり話したくないな」と思うと、その感情は相手に伝わる。ネガティブな感情は、なぜかよく伝わるものだ。そして、相手も同様の感情を持つようになる。これでは話の広げようがない。

問題は、どうすれば「相手と話したい」とできるか…ということだ。

雑談の意味を見直す

会話を広げるのが苦手な人は、雑談には意味がない…と思いがちだ。

雑談には中身がない、ゆえに意味がない、どうしてする必要があるのか…となる。

だが、雑談に中身はなくても意味はある。その意味とは、1)場の空気を温める、2)相手に安心を与える、ということだ。どちらも自分の好印象につながる話なので、十分な意味があるのだ。

※初対面でも打ち解けて雑談できる人は、社会性のある人だ、という評価になる。

自分の評価を上げるいい機会だと思えばいいよ。

会話のNGを避ける

会話では、「してはいけないこと」がある。

たとえば、否定的に接する、非共感的な態度で接する、ということだ。

以前、テニスの集まりで、AさんがBさんに「素晴らしいサーブを打ちますね」と話しかけた。Bさんは、「いや、スピードがあってもあまり入らないので意味がないのです」という返しをした。

案の定、そこから話が広がることはなかったが、Bさんが否定的に返したことが原因だ。もしBさんが、「ありがとうございます」と相手のほめを一度受け、「スピードを上げるとプレースメントの精度が落ちます」、「そのあたりがむずかしいですね」と返せば、話が広がったかもしれない。

否定は話を広げるどころか拒絶になってしまうんだ。

無視もだめ

当然、無視もだめだ。無視にもいくつかある。

まず、相手の出した話題を無視する、ということがある。

よく聞き取れなかった、意味が分からなかった、自分の興味がある話題ではなかった、ということで、無視をする。この場合は、おざなりの返しをして終わるか、自分の話題で上書きすることになる。

ボディランゲージで相手を無視する場合もある。相手とアイコンタクトをしない、というのが代表的なケースだ。話はするが全くこちらを見ようとしない人がいるが、受ける印象はかなり悪い。シャイなのかな…と思うこともあるが、明後日の方向を向いて話す人には無視されたな…と感じる。

無視は、あなたの人格を尊重しない、というメッセージになるよ。

質問で相手を動かす

相手の口が重く、動かない場合はこちらから質問する。

質問には、クローズド・クエスチョンとオープンクエスチョンがある。

口が重い人には、負担の軽いクローズド・クエスチョンから始めるといいだろう。

この質問の場合は、単に答えを選択するだけでいいので、答える方としてはとても楽なのだ。

たとえば、「テニスをしますか?」、「犬と猫どちらが好きですか?」、「土曜日はお休みですか?」、「最近、旅行しましたか?」という質問はすべて、クローズド・クエスチョンだ。

オープン・クエスチョンへ

クローズド・クエスチョンからオープン・クエスチョンへつなげる。

オープン・クエスチョンは、答え方の自由度が高くなり、会話を広げる質問になる。

上の質問につなげるなら、「テニスのどんなところがおもしろいですか?」、「猫のどんなところが好きですか?」、「土曜日は何をして過ごしますか?」、「旅行先はどのように決めましたか?」という質問になる。実践的には、「テニスのどんなところがおもしろいですか?」の前に、「どこでしますか?」、「何人でしますか?」、「どれぐらいの頻度でしますか?」と聞くといい。

※相手の答えに対する反応は必要。一連の質問が、自然な流れになるといい。

セットで質問する

両方の質問は、セットで考えた方がいい。

単発のクローズド・クエスチョンだけで終わり話が広がらない、というケースがある。

これではもったいない。クローズド・クエスチョンは前ふりなので、必ずオープン・クエスチョンをセットにする。ボクシングでいえば、ワンツーパンチだ。ワンだけでやめてはいけない。

最初のパンチで相手のガードを動かす(突破口を開く)、というイメージだよ。その後に次のパンチを入れると効果的になるんだ。

まとめ

今回は、「会話を広げる方法」について書いてみた。

今回の記事で書いた方法は、1)相手と話したいとする、2)雑談の意味を見直す、3)会話のNGを避ける、4)話が広がる質問の仕方(クローズド⇒オープン)をする、の4つになる。

まずは、相手と話したい、コミュニケーションをとりたい、という気持ちが必要だ。

相手が好きな人であれば自然とそうなるが、そうでない人でも、雑談が自分の評価につながると思えば、少しは気合いが入るのではないか。仕事でもプライベートでも、人に嫌われていいことはほとんどない。ゆえに、雑談が自分の評価に直結すると思えば、気持ちを作ることができるだろう。

会話のNGは避けたい。特に技術を使えなくても、それだけでかなりの効果がある。

話が広がる質問の仕方は、クローズド・クエスチョンから始め、オープン・クエスチョンにつなげる、という仕方になる。クローズド・クエスチョンは相手が答えやすいので、相手に気を遣った質問の仕方ということになる。いくつか答えやすい質問をした後、完全なオープンに繋げるといい。

今回の記事:「会話を広げる方法がある…効果的に質問したい」