会話でアイコンタクトができない…改善する方法6つ

会話で上手くアイコンタクトできない…と思うことがある。

アイコンタクトをすると、何か恥ずかしいような感情が湧いてきて、居心地が悪くなる。だが、いつまでもアイコンタクトが苦手でできない…では、仕方がない。努力して改善するしかないのだ。

本記事では、アイコンタクトができない状態を改善する方法について書いてみたい。


アイコンタクト

アイコンタクトが苦手…

会話におけるアイコンタクトの重要性はわかっている。

だが、自分はアイコンタクトを適切にできていない、と思う人が多い。

そもそも、正しいアイコンタクトがどういうものかよくわからない。ちゃんと教えてもらったこともない。相手の目をみると気圧される、見透かされるようで嫌だ、なんとなく恥ずかしくなる、相手の話に同意しているような雰囲気になるので嫌だ…など、その理由はいろいろあると思う。

アイコンタクトの重要性は

アイコンタクトの重要性について、確認しておこう。

会話においてアイコンタクトすることは、ごく当たり前のことである。

会話をするときに、その人の方に顔を向ける(体も向けた方がいいが)ことと同じだ。

もし、相手がそうしなければ、自分のことを嫌っているのでは…、自分と会話したくないのでは、こちらの話に興味がないのでは…、こちらの人格を否定したいのではないかと感じるだろう。

※嘘をついているのかな、やましいところがあるのかな…と、思うこともあるだろう。

アイコンタクトしない人の場合、シャイな人だな…という評価ならまだいいけれど、普通は、社会性のない人だな…という評価になるよ。

苦手を改善する方法は

マナーであるとする

自分の中で、会話における基本的なマナーだと認識すればいい。

そして、マナーを守らなければ、自分が損をすると認識する。誰かと会話をするたびに、相手に嫌な印象を与えていたのでは、どうにもならない。会話をしない方がまだまし、ということになる。

あいさつをされたら返す、ぐらいの当然のことだと理解しておく。



無理に目を見ようとしない

無理に相手の目を見ようとする必要はない。

変な人だと思われるのが嫌だから、無理にでも相手の目を見よう…とすると、上手く行かない。

実は、実際に相手の目を見るかどうか、ということは、問題ではない。実際に目を見ていなくても、相手が「目を見てくれている」と感じれば、その状態でもアイコンタクトが成立するのだ。

ほかのパーツを見る

目を見ずに、ほかのパーツを見ればいい。

まず、眉間とか額を見る、という方法がある。

顔の上部のパーツを見れば、目線が上がるので表情は良くなるだろう。

だが、目に近いので相手の目力がプレッシャーになる、という人もいる。そんなときは、鼻や口元を見ればいい。額などを見るよりやや目線は下がるが、プレッシャーを軽減することができる。

プレッシャーの軽減の方が重要であれば、そうした方がいいいよ。

要所で行う

長くアイコンタクトする必要はない。

というか、そうすると弊害が生じることになる。

妙な感情があるのか、気持ちが悪い…ということになる可能性があるのだ。

ゆえに、アイコンタクトは要所で行えばいい。話すときであれば、話し始めるとき、ブレスを入れるとき、大事なことを言うとき、相手の理解を確認したいとき、終わるとき、ぐらいだろう。

※もちろん、すべてで行う必要はない。自分が要所だと思うところで行えばいい。

左目を見る

相手の左目を見るといい、という話がある。

左目は右脳とリンクしているため、相手の感情系を優位にするから、という理由だ。

相手の感情系を優位にすれば、こちらの話に論理がなくても素直に伝わるかもしれない。相手の話を聞くときも、相手が「親身になって話を聞いてくれている…」と感じるかもしれないのだ。

これはおもしろい仮説だよね。左目を見る方が相手をコントロールできるんだ。この話を信じると、相手の目を見ることができるようになるかも。

横への目切りに注意する

目切りとは、アイコンタクト後に視線を外すことだ。

失礼な目切りとは、スッと横に外すものだ。こちらがそうすると、相手は(この人は)何か注意を別のものに向けたな…と感じる。今、自分と話をしているのに、失礼な人だな…と思うだろう。

※こちらの話に関心がないのか・聞く気がないのか…と思う。



横といっても、やや斜め上程度であれば問題ない。相手は「考えている」と理解するためだ。話すことを考えている、こちらの言葉に対し何か考えている、という理解になれば何ら問題はない。

縦は自然だけれど、横は不自然になるよ。

練習する

あとは、アイコンタクトの練習するのみだ。

実際とは違うが、シミュレーションにはなるだろう。

やってみた感想だが、眉間や額を見るよりは、鼻や口元の方が見やすい。視界の中央以下に相手の目が入るよりは、上に目がくる方が見やすくなる。その方が自分には自然だからかもしれない。

目をみようとすると、視線がぶれる。右目をみればいいのか、左目を見ればいいのか、やや混乱するためだ。左目だけを見る、と決めれば、目であっても見やすくなる。視線のぶれもなくなる。

まとめ

本記事では、アイコンタクトができない状態を改善する方法について書いてみた。

その方法は、1)会話のマナーである、とする、2)無理に目を見ようとしない、3)ほかのパーツ(鼻や口元)を見る、4)要所で行う、5)左目を見る、6)練習する、の6つになる。

心理的にアイコンタクトがむずかしい、ということは事実だろう。

だから、多くの人が重要性を認識しながら、上手くできないでいる。上手くできなければ、解決すべき課題として取り組み、努力を重ねる必要がある。そうすれば、改善することができる。

個人的には、鼻や口元を見る、左目を見る、という方法がお気に入りだ。

相手の鼻や口元を見ることで、相手からのプレッシャーを外す。左目を見ることで、こちらから能動的に働きかける。こちらにアドバンテージがあると思えば、主体的に行動できるだろう。

今回の記事:「会話でアイコンタクトができない…改善する方法6つ」