ポジティブになる方法|仕事で簡単にそうなる方法は

簡単にポジティブになる方法を知りたい、と思うことがある。

ネガティブ思考が強い人は、そう思うことがあるだろう。その思考が強いと、仕事がうまくいかない…と実感しているためだ。必ずしもネガティブ思考が悪い、というわけではないのだが、それが強くなると弊害が生じる。本記事では、仕事でポジティブになる方法について書いてみたい。

今日から実践できる簡単な方法があるので、ためしてみてほしい。


ポジティブになりにくい

わたしたちは、なかなかポジティブになりにくい。

その原因は、ネガティブなことをより高く評価してしまう心理だ。

上手くいったことについては、放置してもどうということはない。だが、失敗したことについては、心に刻み、今後同じ失敗をしないようにしなければいけない。だから、記憶に残すのだ。そうすると、ネガティブなことばかりが頭を占めるようになるので、ネガティブになってしまう。

人はネガティブなことに対する感度を高くし、自分を危険から守るんだ。

ポジティブになる方法は

今日の成果を振り返る

だから、意識的にポジティブなことを考える必要がある。

たとえば、1日の終わりに「今日の仕事の成果を振り返る」ということをすればいい。

わたしは、以前はそういうことをほとんどしていなかった。1日仕事をすれば、小さくても何らかの成果は必ずあるのだが、「将来の大きな結果につながるかどうかわからない」などとして、評価していなかった。これではだめで、小さな成果でも成功体験として評価しなければいけない。

成果を当たり前のこととして見過さない方がいいんだ。

発する言葉に注意する

ネガティブワードは、封印した方がいい。

無理無理、できない、どうでもいい、どっちでもいい、馬鹿、嫌だ、嫌いだ、忙しい、疲れた。

つまらない、煩わしい、面倒くさい、やる気がしない、でも、だって…、どうせ…、そんなのだめだめ、使えない、話にならない、やってられない、意味が分からないよ、などの言葉は封印する。

これらのネガティブ言葉を封印することで、ダウンサイドをカットすることができる。ダウンサイドをカットすれば、必然的にポジティブになりやすくなる。支出をカットすれば、お金がたまりやすくなることと同じだ。一度にカットすることはむずかしいので、まずは減らすことを考えたい。

言葉を置き換えてもいい

ネガティブな言葉を前向きな言葉に置き換えてもいい。

たとえば、短所を短所と言わず、克服すべき課題、と置き換える会社がある。そうすれば、ポジティブな感じになるから不思議だ(笑)。課題にすぎず、克服すればいいだけだ…と思えてくる。

自分の認知を変える

自分の認知をポジティブなものに変えるといい。

ネガティブ思考の人は、仕事を「やらされる」という認知になる。

たとえば、こういう仕事をやらされる、ということであれば、その仕事をする機会を得たと思う。

その仕事は自分が望むものではなく、他の人がやるべきだ…と思うこともある。だが、そうなるとやらされ感が強くなり、ネガティブになる。ゆえに、その仕事をする機会を得たと思う方がいい。

プレゼンをやらされる…であれば、プレゼンの機会を得た、とすればいいよ。

完璧主義をやめる

完璧主義というのは、ネガティブ思考と相性がいい。

完璧主義に基づく仕事では、神経を張り詰め、細かく誤りや欠点を拾い直す、という作業が必要になるからだ。常に誤りや欠点を見つけようとするため、その存在が必要以上に気になったりする。

真面目で「こうしなければいけない」と思いがちな人に、ありがちなことだ。このタイプの人には「遊び」が必要だ。マージンのことだが、その領域を増やすことで完璧主義から抜け出せばいい。

完璧主義から優先順位を間違ったり、オーバースペックになることもあるよ。

自分を許し認める

自分については、許して認めた方がいい。

ポジティブになれない自分であっても、そのことを許して認める。

そうすることで、上で述べたマージン(遊び・余白)というものができる。

自分がネガティブ思考であっても、「ネガティブ思考だけど、そのことに問題意識を持ち改善しようとしている」、「そのことはポジティブである」として、自分を評価し認めればいい。

ネガティブだからだめ、ということではないよ。

失敗を書き留める

仕事で失敗したときは、書き出し記録する。

失敗を文字にして書き出すと、自分の中でケリをつけることができる。

そうしなければ、もやもやと煮え切らない形で記憶に残る。だが、失敗を文字にして書き出すと、前向きな形で記憶に残るようになるのだ。いつどんな失敗をしたのか、そこから学んだこと、同じ失敗をしないための対策などを書くことで、失敗にケリをつけ、前向きな形で記憶に残せばいい。

鏡の前で笑顔を作る

鏡の前で無理にでも笑顔を作ればいい。

これがポジティブになる最も簡単な方法だろう。

楽しい、おもしろいという感情から笑顔になるのが普通の順だが、逆の順もある。

つまり、笑顔からポジティブな感情を生み出す、ということだ。今、ペットや赤ちゃんなどの愛らしいものをイメージして笑顔を作ってみてほしい。ポジティブな感情が生まれたことを、実感できるはずだ。今、イメージして…と条件をつけたが、何もイメージせず笑顔を作るだけでも効果がある。

語尾が「い」で終わる言葉を発すると、自然に口角が上がるよ。

まとめ

本記事では、仕事でポジティブになる方法について書いてみた。

1)今日の成果を振り返る、2)発する言葉に注意する、3)自分の認知を変える、4)完璧主義をやめる、5)自分を許し認める、6)失敗を書き留める、7)鏡の前で笑顔を作る、の7つだ。

最も即効性があり簡単なのは、鏡の前で笑顔を作る、だ。

笑顔を作りながらネガティブになる、というのは、なかなかむずかしい(笑)。笑顔を作るときは、ラッキーやウイスキーなど、語尾が「い」の音で終わる言葉を発すれば、比較的簡単にできる。

※愛らしいものをイメージすれば、目も笑い自然な笑顔になる。

次に簡単なのは、今日の成果を振り返る、だ。

1日の終わりにそうすれば、仕事をしたという実感を持てる。小さな成果でも成功体験として評価することがとても大事で、その小さな積み重ねから、自信というものを持てるようになるのだ。

※自信⇒ポジティブ、というパスがある。

ネガティブな人は、根拠のない自信を持つことが苦手だ。ゆえに、こうやって自信を培えばいい。ポジティブになりたい人は、自分が簡単にできるものから取り組み、ポジティブになればいい。

今回の記事:「ポジティブになる方法」