自分を伸ばす方法6つ|自分の能力を活用したい

ぱっとしない現状を変えるには、自分を伸ばせばいい。

現状が低迷している、という場合の原因は、自分の能力を活用できていない、ということだ。

現状の能力も十分活用していないし、能力を伸ばすということもしていない。できるのにやらない、ということは、自分に対する背信行為になり、あとから振り返ったときに後悔することになる。

本記事では、「自分を伸ばす方法」について書いてみたい。


自分を伸ばす方法は

学びを積み重ねる

自分を伸ばすためには、地道に学びを積み重ねる必要がある。

学びは大きく分けて2種類ある。書籍からの学びと自分の経験からの学びだ。

どちらも大事だが、あえて言えば後者の方が大事だ。書籍から学んでも、実感が伴わず身にならない(長期記憶にならない)。まずは、自分の経験から学び、本を読むことでやっと身になるのだ。



自分の経験からの学びを主体にし、本からの学びを絡めて学びを深めるという方法がいい

または、本から学んだことをすぐに実践してみる、という方法も有効だよ。

自己評価を低くしない

無意識的に、固定的な知能感を有している場合がある。

固定的知能感とは、知能とは生得的・固定的なものである、という知能感のことだ。

この知能感に<はまっても>いいことはない。

心理学者のマズローは、人類の物語とは「自己評価の低い人々の物語である」としている。つまり、ほとんどの人は、自分の能力を十分活用することなく、平凡な人生を送っているということだ。

正しい努力を積み重ねれば、自分はかならず伸びる。そのことを疑う必要はないのだ。

自分の伸びを押さえつけるような考え方をしてはだめだよ。

アウトプットする

学びをアウトプットする、ということがとても大事だ。

たとえば、自分の話し方を改善したいと思えば、プロが書いた本から学ぶという手段がある。

※自分の経験から学び、プロの助けが必要だと思えば、どんどんプロの知恵を借りればいい。

その中には、いろいろなことが書いてある。必ずあるのが、「自分の声を録音して聞く」という方法だ。では、本を読んだ人の中で、はたしてどれぐらいの人がこの方法を実践しているだろうか。

話だけ読んでやらない、やっても数回だけ…という人がほとんどだろう。定期的に続けている…という人は皆無に近いと思う。なるほど、効果があるだろうね…と思っても、実際にはしないのだ。

仕事上どうしても必要だ…という切迫したケースを除けば、続けることはとてもむずかしい。

だから、学びをきちんと実践する人は、相対的にぐんと伸びるんだ。

優先順位を見直す

最も価値の高い仕事にリソースを割く、というのが基本だ。

この「最も価値の高い仕事」というのは、時間とともに微妙に変化する。

たとえば、複数のブログを運営しているライターの例で考えてみよう。

まず、どのブログを優先して書けばいいのか、という問題がある。伸びないブログにリソースを割いても仕方がない。また、自分のブログを書くべきか、外部からの仕事を優先すべきか、という問題もある。

さらには、書くこと以外の仕事(データの分析やマーケティングなど)の価値をどう見るのか、という問題もある。※書くこと以外の仕事には、SEOやブログのデザインに関する作業もあるだろう。

これらの仕事の優先順位を常に考え&見直し、調整する必要があるのだ。

優先順位を固定できれば楽だけれど、そうすることはできないよ。常に自分で最適化をしなければいけない、ということだよ。

難しい課題に挑戦する

自分にとって「やや難しい課題」に挑戦したい。

自分のコンフォートゾーンから踏み出さなければ、成長することはできない。

このことは明らかだろう。負荷をかけなければ、成長しないのだ。手持ちの仕事の中に難しいものがない、という場合は、時間による負荷を設けることを考える。より短い時間で行う、とすればいい。

適切な負荷をかけると、<もとに戻る以上の>反発がある。その反発を利用して成長するのだ

むずかしくいえば、過剰な補償ということだけれど、このちからを利用することがポイントになるよ。

1歩1歩確実に進む

自分を伸ばしたければ、1歩1歩確実に歩みを進めたい。

やりがちな過ちは、「近道をしよう」、「一気に変えよう」と思い、そうすることだ。



たとえば、テニスの初心者は、片手でバックのトップスピンを打つ人を見てすごいと思う。自分も真似をしようと思うが、一気にやろうとすると失敗する。そうすると、自分にはできない…で終了だ。

その高度なショットを目指すのはいいが、1歩1歩だ。実際にやってみた感じから学び、ショットのメカニズムから学ぶ。比較的簡単なスライスから学んだり、両手打ちから学ぶ…という方法もある。

らせん状に(ゆっくりでも周囲から攻め)目標に近づく…という形でいいのだ。

すぐに変えたい気持ちはわかるけれど、(結果の見えにくい)1歩1歩の確実な歩みが重要なんだ。

まとめ

本記事では、「自分を伸ばす方法」について書いてみた。

現状の低迷の原因の1つは、自分の能力を十分活用できていない、ということだ。

だから、現状の能力の十分な活用+自分の能力を伸ばす、ということに取り組む必要がある。自分の能力を伸ばしていないということは、自分の能力を十分活用できていない、ということになる。

自分の能力を伸ばす能力は、誰にでもあるので活用しなければいけない

その方法は、1)学びを積み重ねる、2)自己評価を低くしない、3)学びをアウトプットする、4)優先順位を見直す、5)むずかしい課題に挑戦する、6)1歩1歩確実に進む、の6つになる。

マインド的には、自己評価を低くしない、ということが大事だ。

自己評価が低くなると、才能がないので努力しても仕方がない、という汎用的な原則に帰結するので、どんな方法を選択しても、途中であきらめてしまう。結果、自分の伸びを押さえることになるのだ。

マズローが言うところの「自己評価の低い人々の物語」の登場人物になってはいけないのだ。

今回の記事:「自分を伸ばす方法6つ」