楽に生きる方法9つ|もう少し楽に生きたい

もう少し楽に生きたい…と思うことがないだろうか。

たとえ、金銭的に恵まれている、社会的な地位もある、という状態でも、もう少し楽に生きたい…と思うことがある。精神的に楽なのか苦しいのかは、本人にしかわからないものなのだ。

ゆえに、あの人が羨ましい…と思っても、その人は内心苦しんでいるかもしれない。

本記事では、「楽に生きる方法」について書いてみたい。


楽に生きる方法は

他人と比較しない

他人と比較してはいけない、という話をよく耳にすると思う。

子供のころ、親にほかの子供と比較され、いやな思いをした人もいるだろう。

他人と比較されると、本当に嫌な気持ちになるのだ。そうであれば、自分でそんなことをしてはいけない。自分で自分を傷つける行為になるためだ。自分を傷つけていいことはないのだ。

人にされて嫌なことを、自分が自分に対してする必要はない

心の傷にも肉体の傷と同様に敏感になった方がいいよ。

自分と比較する

他人と比較するかわりに、自分と比較すればいい。

昨日の自分と比べてどうか、1週間前の自分と、1か月前の自分と…という具合だ。

小さな成長で構わない。最近、「さわやか」というのは秋の季語であるから、初夏の日に「さわやか」とすると抵抗を感じる人がいる、ということを知ったが、この程度でも成長になる。

※新たな発見でも、知識の増加でも、累積的な実績・経験でも何でもいい。



自分の成長を楽しむ

自分の成長を見過ごすのではなく、楽しんだ方がいい。

植物の成長を目で楽しむことがあるが、それと同じで自分の成長も楽しみたい。

そのために、自分の成果を評価する習慣を持つようにしたい。たとえば、1日の終わりに、今日の成果をまとめ反芻する。必ず何か成果はあるのだから、それを見落とさないようにしたい。

※たとえ、上手くできなかった…ということでも、そのことから学びがあれば成果になる。

どんなに小さなことでもいい。それを見つけようとすることが大事だよ。

自分の価値基準を持つ

自分の価値基準をしっかり持つ、ということが大事だ。

そうすれば、ステータスのような外部のものさしは、どうでもよくなってくる。

外部のものさしで測ったときに、「素晴らしいね」、「成功しているね」、「勝ち組だね」という状態に自分がいても、ミスマッチから「生きるのが苦しい…」という状態になることがある。

そんなときは、自分の価値基準に従って行動した方が楽に生きることができる。

認めない人とは距離をとる

友人や知人、親族でもそうだが、外部のものさしを押し付けてくる人がいる。

そういう人に言わせれば、「大企業を辞めてしょぼい起業をするなど愚の骨頂」ということになる。

中にはコロッと態度を変える人もいる。そういう価値基準はわかるが、他人に強要するものではない。ましてや、自分の価値基準では下のランクに落ちたから、「見下す」というのも違うだろう。

そういう人たちとは距離をとればいい。彼らとの付き合いは、嫌なストレスになるのだ。

人間関係の断捨離をするいい機会かもしれないね。

目標は変えてもいい

目標は変えざるを得ないときがある。そんなときは変えてもいい。

目標を力不足であきらめるときは、くよくよしてしまうが、新しい目標を立てればいいとする。

大坂冬の陣で、真田幸村は当初、籠城ではなく、野戦で徳川勢を迎え撃とうとしていた。この迎撃案が最善である、ということを知っていた。だが、この案が退けられたのち、すぐに「真田丸」を築き籠城する、という策に切り替えている。こういう切り替えの早さ、というものが必要になるのだ。

※切り替えを早くすれば、当初の夢が破れたダメージを払拭することにもなる。

目標を達成するためには粘ることが必要だ。でも、達成できないときは、そのことがわかった時点で新しい目標を設定し、それに向かえばいいんだよ。

自分には権利があるとする

自分には権利があり、権利により守られている…と認識する。

たとえば、自分には、発言する権利があり、発言しない権利もある。

自分の価値基準にしたがい生きる権利もあるし、他人から尊重される権利もある。お金を儲ける権利があれば、成功する権利もある。自己肯定感が下がると、「自分には、権利などないのではないか…」という気持ちになるが、そんなときは、「自分は生得的な権利により守られている」としたい。

※守られているのだから、安心して権利を行使していいのだ。

ネガの反芻をブロックする

過去のトラウマ級のネガティブな出来ごとを思いだし反芻する、ということがある。

何度も繰り返し思い出し、そのたびに嫌な思いをする。鼓動が増し、血圧が上がることもある。

10年以上前のことでも、昨日のことのように思い出し、そうなることがある。そんなときは、思い出し始めの段階でブロックする。自分の中のポジティブな感情の圧力を強くすれば可能だ。

具体的には、笑えることを思い出す、笑顔を作る、自分に対しやさしく接してくれる人のことを思い出す、好きなことに意識を向ける、日常の感謝すべきことに感謝する、という方法がある。



夢を持つ

夢を持つ方が、楽しく生きることができる。

夢に向かい努力することはつらいことでは…と思うかもしれないが、その方が楽なのだ。

夢も希望もない、という表現があるが、そうなると楽に生きるどころか、精神的にかなりきつくなる。目の前に広がるのは、現実と絶望だけ…となるのだ。だから、年齢に関係なく夢を持ちたい

マクドナルドを世界最大のファストフードチェーンに成長させたレイ・クロックという偉大な実業家がいる。彼が最初のフランチャイズ店を出店したのは、52才のときだ。夢のある話だと思う。

※その10年後に、株式の公開をしている。実は10年あれば、かなり成長できるのだ。

まとめ

本記事では、楽に生きる方法について書いてみた。

その方法は、1)他人と比較しない、2)自分と比較する、3)自分の成長を楽しむ、4)自分の価値基準を持つ、5)自分を認めない人とは距離をとる、6)目標は変えてもいい、とする、7)自分には権利があるとする、8)ネガの反芻をブロックする、9)夢を持つ、の9つになる。

自分には権利があるとする、で思い出したので補足したい。

自分に権利があるということは、他人にも権利がある。

したがって、他人の権利も尊重しなければいけない。そうすることで、自分の権利も尊重される、と考えた方がいいだろう。他人の権利を尊重せず、自分の権利は守られる…は通用しない。

そう考えれば、断わられても今よりは楽になるだろう。

自分には相手にオファーする権利がある。相手はそのオファーを断わる権利がある。と思えば、相手に断わられても、「お互いに権利を行使しただけ」、「問題ない」と思うことができる。

今回の記事:「楽に生きる方法9つ」